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  クリスマスの豆知識
 ■ クリスマスの由来と語源
 ■ サンタクロースの由来
 ■ クリスマスと赤い鳥
 ■ クリスマスのご馳走
 ■ クリスマスツリー
 ■ クリスマスリース



   クリスマスの由来と語源
クリスマスはもともと収穫を感謝する冬至のお祝いに家族や友人同士が集まって楽しく食卓を囲み厳しい冬に備えて体力を蓄えるものだったようです。その後、宗教的な意味合いが加わって現在のようになったようです。
クリスマスは12月25日にイエス・キリストの生誕を祝う日とされていますが、正確には定かではありません。この日がキリストの誕生日としてお祝いされるようになったのは、当時太陽神を崇拝していたローマで12月25日に行われていた行事がキリストの生誕祭と結びついたといわれています。
クリスマスの語源は、ラテン語で「クリストゥス・ミサ」の略でChrist(キリスト)+mas(礼拝)を意味しています。
ちなみに『Xmas』は、Christ(キリスト)のギリシャ語表現で「Xristos」の頭文字+mas(礼拝)です。
ただし、この表現は略記のために正式な場では避けられます。

   サンタクロースの由来
4世紀に東ローマ帝国小アジアのシュラ(現在のトルコ)に実在したカトリック教会司教セントニコラウスだというのが一般的で、セントニコラウスがなまって「サンタクロース」と呼ばれるようなったようです。彼は貧困のため苦しむ娘たちの家に煙突から硬貨を投げ入れ、それが暖炉脇に干してあった靴下の中に入ったことからプレゼントを靴下に入れる習慣になったと言われています。
現在では、サンタクロースはトナカイの牽くソリに乗ってくることから北極圏に住んでいるというのが一般的のようです。
また、サンタクロースの赤い服はカトリック教会の祭服の赤色に由来しますが、「サンタクロース=赤のイメージ」を印象付けたのは、コカコーラ社だとも言われています。1930年コカコーラ社のイメージカラーである赤をサンタクロースの衣服に重ね、サンタクロースを宣伝キャラクターとし大々的なブランドイメージの浸透を図りました。おそらく現在のサンタクロースのイメージとして思い描く、赤い服、白くて長い髭、立派な体格はコカコーラ社のイメージキャラクターであるサンタクロースのようです。
クリスマスの主役だけに少し長くなってしましましたが最後にもう一つ、公認サンタクロースをご存知ですか?
グリーンランド国際サンタクロース協会というのがあり、煙突登り、クッキーの早食いなどの体力測定、HoHoHoの発声試験、長老サンタクロースとの面接など、4日間に渡る過酷な試験を経て認められると公認サンタクロースになれるそうです。現在世界で185人。毎年、真夏のデンマークで開かれる、世界サンタクロース会議に、サンタクロースの衣裳で出席し、公認サンタクロースのライセンス更新するようです。

 
   クリスマスと赤い鳥(キジバト)の関係
キジバトは旧約聖書にも記された優しい鳴き声と強いつがいの絆か ら、“深い 愛情の象徴”とされてきたそうです。また、赤という色は 愛を表すことからクリスマスでは赤いキジバトをモチーフとしたアイテ ムが古くから使われているそうです。 
イギリスで古くから親しまれているクリスマスソング『クリスマス十二日』 という本来聖書を学ぶ為に歌われている歌のなかにも、
 ♪私に真実の愛を届けてくれたのは2羽のキジバト・・・♪
と、いうように登場しています。


   クリスマスのご馳走
【七面鳥】
絵本などに出てくるクリスマスの食卓には、七面鳥が必ず描かれています。クリスマに七面鳥を食べる習慣は、1620年にイギリスからアメリカへ移り住んだピューリタンが初めての収穫祭に野生の七面鳥を食べたことから始まったとされています。
その後、その習慣がヨーロッパへ伝わり、クリスマスのメニューとして定着していったそうです。

【ブッシュ・ド・ノエル】
ブッシュ・ド・ノエルは切り株の形をしたケーキです。なぜ”薪”の形になったのでしょか。
これにはいくつかの説があります。その昔ケルト人が冬至のお祭りで薪を燃やしていた習慣にもとづいているとの説や、生まれたばかりのイエス・キリストが凍えないようにを焚いていたことと、長い冬力を弱めた太陽神の復活を祈り12日間薪を燃やし続ける習慣があったとの説。
また、北欧で樫の薪を暖炉に燃やすと、一年中無病息災でくらせという神話からきた説、毎年の冬の燃え残りの薪で作る灰は、これから一年の厄けになということから、ケーキも縁起のいい薪型になったという説などがあります。

   クリスマスツリー
クリスマスツリーの由来は、ドイツに起源があると言われています。モミの木に住む小人が村幸せを運んでくれるという信仰から、花・卵・ロウソクなどをモミの木に飾り、その周囲を踊りで囲み、小人にいつまでも木に留まってもらう祭りがあり、これがクリスマスツリーの起源と考えられています。この小人がサンタクロースになったともいわれています。
厳しいヨーロッパの冬は一面真っ白な雪に覆われ、その中でも葉を失わない常緑樹は、永遠の生命を象徴するものとして尊ばれました。クリスマスツリーは、元来クリスマスの日から公顕祭の1月6日まで飾られ、公顕祭の日に初めて菓子や飾りを取るという慣習から考えてみて、新年を迎える行事であったと考えられています。
また、ドイツでは古くから冬至や新年に、生命力の象徴である常緑樹の枝を窓や天井につける風習があり、またツリーに飾られる食物や灯にも豊穣の願いや悪魔ばらいの意味があります。すなわち、クリスマスツリーはキリスト教とゲルマン古来の新年や収穫祭(ユール)の行事とが結びついて生まれたものといえるようです。17世紀中頃にはドイツ宮廷の習慣として採り入れられ、19世紀に入ると裕福な市民の家庭から、やがて一般にも広がっていったようです。
【クリスマスツリーのトップスター】
クリスマスツリーのてっぺんに、星が飾られているのを良く見ますが、これにも意味があります。この星は、東方の博士(賢者)たちを幼子イエスへと導いた星をあらわしているそうです。


   クリスマスリース
クリスマスといえばリースを玄関に飾るというのは、日本でもすっかり定着しているクリスマスの習慣です。
最近はリースを手作りしたり、アレンジしたりするのがクリスマス前のイベントともなっています。いったいどんなことからリースを飾るようになったかをご紹介します。
クリスマスリースの由来について宗教的な意味合いもありますが、用途的には葉に殺菌作用と抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾り、魔よけにしたというものと、豊作を願って玄関を飾る、日本で言えばしめ縄のような役割があったというものが有力です。宗教的な由来も様々な説が有りますが、最も古くは古代ローマと言われています。
輪の意味は「永遠」「新年の幸福を祈る飾り」、材料の蝋燭は「太陽」、キリスト教では「永遠に続く神の愛」、実際リースに使用される樹木はモミの木や柊ですが、柊の葉はイエス・キリストの被った茨の冠「受難」を意味し、赤い実は「流した血」として飾られています。
また、松ぼっくり・麦の穂・葡萄の蔓リンゴなどの作物に関係するものは「収穫」の象徴とされていました。中でもリンゴは寒い冬に保存が利き、栄養のある非常にありがたい作物で、常緑樹に吊して神へのお供えものとしても使われていたようです。リースの飾りやツリーのオーナメントに姫リンゴがよく使用されているのはそういった理由からなのです。
このリースにクリスマスの4週間前から毎週日曜日1本ずつろうそくを灯し、クリスマスイブの日に最後の一本を灯してお祝いするという習慣もあるそうです。